西暦2124年、人類は時空を自在に移動できるテクノロジーを手に入れていた。しかし、歴史を改変しようとする者たちが現れ、未来は危機に瀕していた。これに対抗するため、未来の政府は「タイムパトロール」という特殊部隊を結成。彼らの使命は、歴史を守り、時間軸を安定させることだった。
JINは、長野県上伊那郡で生まれ育ったタイムパトロールの一員であり、優秀なエージェントとして数々の任務をこなしてきた。だが、今回の任務はこれまでとは異なり、特に困難なものだった。彼の目標は、故郷、長野県上伊那郡に存在するとされる「エネルギー結晶体」を守ること。未来のエネルギー源であるこの結晶体は、膨大な力を秘めており、それが悪用されれば未来は崩壊する危険があった。
JINは時空ポータルを通じて、2025年の上伊那郡に送り込まれた。彼の使命は二つ。第一に、結晶体の存在を確認し、それを保護すること。第二に、結晶体を狙う「時間破壊者」と呼ばれる勢力を排除することだった。時間破壊者たちは、結晶体を使い未来を思いのままに操ろうとしていた。彼らは歴史を歪め、世界のバランスを崩すことを目的としている。
JINは任務に対する緊張感を抱きながらも、この土地の自然豊かな風景に一瞬心を奪われた。しかし、時間はない。未来から持ち込んだデバイスを使って、結晶体の位置を特定しようと試みるが、技術的な障害でうまくいかない。地元の情報を集めながら、結晶体を発見するまでの間、この時代での生活に溶け込む必要があった。
村の人々は親切で、彼を普通の旅人として受け入れてくれた。だが、JINは知っていた。この穏やかな風景の裏には、未来を左右する重要な秘密が隠されていることを。そして、時間破壊者たちもすでにこの地に潜んでいるはずだ。彼は任務を成功させるために、自分を鍛え上げたスキルをフルに活用しなければならなかった。
「歴史を守ることが未来を守ることだ」と、自分に言い聞かせながら、JINは新たな冒険の始まりに心を引き締めた。
(第2話へつづく)